知らなきゃ大損!?あなたもきっと損してる保険について 

普段の生活や、身の回りでこんなケース思い当たりませんか?

①自転車に乗っていて、急いでいたために曲がろうとした際に人と接触して、転倒させてしまい怪我をさせてしまった。
②ゴルフのラウンド中に打ったボールが木にぶつかり、跳ね返ったボールが仲間に当たり、ケガをさせてしまった。
③飼っているペットの犬と散歩を楽しんでいたところ、突然通行人に噛みつき、ケガをさせてしまった。
④マンションで洗濯機周辺の掃除をした際に排水ホースが外れているのに気づかず、洗濯した際に水が漏れ出して下の階を水浸しにしてしまった。

このような事態への賠償問題を、簡単に解決してくれる優れた保険を皆さんはご存知ですか?知っているだけではなく、備えていますか?

必ず備えておくべき1つ その名は?

『個人賠償責任保険』という商品です。

この保険は日常生活において発生した偶然な事故により他人の生命または身体を害したり、他人の財物に損害を与えたことにより法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金を補償します。

この保険は特約として自動車保険や火災保険(特に賃貸専用の保険には必ず付いています)や傷害保険に付加することができます。自動的に付いてはきませんのでご注意下さい。また単独で購入することもできなくなってきています。

一番大切なことは手を上げること!

どれだけ素晴らしい保険に加入していたとしても保険会社から『事故はありませんか?』と連絡があることはありません。ということは、内容をよく理解していて、万が一事故を起こしてしまった際には保険会社に事故報告することが必要になります。この保険は個人にとっていろいろなケースで守ってくれるなくてはならない、必ず備えて欲しい商品です。

ただ、残念なことにこの保険を活かせていないのが現状です。よくあるケースですが、賃貸の保険にご加入の方で保険契約を切り替えて頂く際に、個人賠償責任保険のご説明をすると、ほとんどの方が商品の内容をよく理解されていません。賃貸住宅の場合、下の階への水漏れは想像つきますが、この保険はそれだけではありません。それ以外のケースにも使えるのです。是非、自分の現在加入されている保険証券で内容をご確認されることをお勧め致します。もしご不明な点があれば、お問合せ下さい。

保険料も驚くほど安く、月々100円くらいですが、補償限度額は1億円だったり、自動車保険の特約で付けると国内は無制限になったり(海外は対象外)、火災保険の特約で付けると国内外でそれぞれ1億円になるなど条件が変わる場合がありますので内容をよくご確認下さい。まだ未加入の方はすぐにご対応頂くべき重要な保険内容です。

ここは注意!

今、話題の不動産投資やアパート経営をされている個人の方で、例えばアパートの階段のステップが壊れているのに気づかずに放置していたらそのステップが外れて転倒してケガをされた場合など特に注意が必要です。個人で個人賠償保険に加入していれば大丈夫でしょうか?実はここに注意して欲しいポイントがあります。

ご存知でしたか?

仕事として収入を得ている場合は事業として営んでいる訳ですから、日常生活上で起きたとは言えないので対象外となってしまいます。そのため、事業用の賠償保険に加入する必要があります。施設賠償責任保険(賃貸建物所有者賠償特約などの名称もあり)で業務遂行中や施設の管理に起因する事故の場合に補償する内容となっています。

最後に

何かあったら担当者に連絡をすることを忘れずに!保険の内容を確認するのはもちろんですが、すべてを把握理解することは難しいので、事故やトラブルが発生した場合は速やかに写真を撮り現状を記録した上で、まずは加入している保険会社の担当者に連絡することが大切です。

せっかく加入しているのに申請しなければ保険金が支払われることはありません。せっかく支払われる保険に対して、何の連絡もしないのであれば損をしますし、加入する意味がありません。逆に加入していなければ、今まで一生懸命に貯めてきたお金から賠償しなくてはなりません。大事な貯金を予定外の賠償金にあてるなどの支出ににならないようにして下さい。

ということで、万が一の際に困らないための防衛策のお話でした。最後までお読み下さいましてありがとうございました。

 

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