iDeCoのこと、ちゃんと知っていますか?

iDeCoのこと、説明できますか?

iDeCoってなんだっけ?

はてな

iDeCoとは、個人型確定拠出年金制度のことです。
自分でお金を出して、運用して、自分の老後の年金のために資産をつくっていこう、という制度です。
日本は国民皆年金ですので、20歳以上の皆さまは国民年金の保険料を支払っていますよね。
ただ、国民年金の給付だけでは老後の生活が心配だという方も少ないないのではないでしょうか?
そのような人たちのための、自分の・自分による・自分のための年金制度が、iDeCoなのです。

iDoCoを始めると何がいいの?

iDeCoをするメリットとは何なのでしょうか?

普通預貯金でお金を貯めるのではだめなのでしょうか?
普通預貯金でお金を貯めることも大事ですが、普通預貯金ではお金を増やすことはできないのです。
※参考までに以前の記事を読んでみてくださいね※
https://blinks.jp/2020/12/10/tadashiiokanenotamekata/

iDeCoのメリット!

〈非課税制度〉税金がかからない!

微笑む女性

給料をもらうと、税金として所得税が引かれます。
買い物をすると、消費税が引かれます。
私たちの生活に少しずつかかってくる税金。
少しずつの積み重ねでいろいろな税金が引かれていますよね?
お給料にも20%ほどの税金がかかっています。
どうにかしてかかってくる税金を安くしたいものです。
そこで、iDeCoです。
iDeCoを利用して税金を安くしつつ、老後の資産を貯めましょう!
iDeCoによって拠出したお金には、税金がかかりません。
給料(所得)から差し引くことで、税金のかかる金額を少なくすることができるのです。

〈運用益非課税〉増えた分はそのまま自分のものに!

節税女性

普通預貯金では利子がつきます。
投資信託や株式では、運用益がつきます。
この利子や運用益、そのまま自分のお金としてもらえるかと思いきや、この利子や運用益にも税金がかかります。
自分で稼いだお金、自分で出したお金、自分のお金に対する利益金、すべてのお金に税金がかかっているのです。
勘弁してほしいですね…
しかし、iDeCoなら、運用益はすべて自分のものです!
iDeCoも自分で運用商品を選択して運用するので、運用益がつきます。
そして、iDeCoの運用益については税金はかかりません!
税金がかからないiDeCo、とてもお得な制度ではありませんか?

〈受け取り時税制優遇〉税金がかかる金額が少ない!

喜ぶ夫婦

iDeCoを利用してお金を引き出すときは、60歳となります。
今まで税金がかかっていなかった分、受け取り時に税金がかかってしまうんじゃないの?
いいえ、iDeCoでは、受け取り時にも税制の優遇が受けられます。
老後の生活費として受け取るときの「公的年金控除」または「退職所得控除」が適用されるので、税金のかかる金額を抑えることができます。
これで老後も安心できますね。

iDeCoのデメリットは?

こんなにお得なiDeCoですが、本当にメリットしかないのでしょうか?
iDeCoで注意しておきたい点をチェックしておきましょう。

〈60歳まで引き出せない〉「老後の生活資金形成」が基本!

説明受ける女性

iDeCoは年金制度です。
自分たちの年金を自分たちで用意しましょう、という趣旨です。
したがって、老後の生活資金が必要となる60歳までは引き出すことができません。
毎月コツコツをお金を積み立てていく感じですが、あまり大きな金額にしてしまうと、もし急にお金が必要になったとき、貯蓄どころではなくなってしまうかもしれませんね。
iDeCoは無理のない範囲で行うことがよいでしょう。

〈運用成果により年金額は変動する〉リスクがあることを理解しよう!

困る女性

iDeCoは自分のお金を自分で運用していきます。
運用商品が変われば運用成果も変わります。
すべてがプラスの運用成果になるとは限りません。
マイナスになる可能性もあるということです。
iDeCoの運用商品を選ぶときは、今までの成果や商品の特徴を調べてみましょう。

お得なiDeCoを始めたい!どうすればいいの?

どこで始める?

iDeCoは、信託銀行・証券会社・ネットなどさまざまな場所で申し込むことができます。
税金のメリットはどこも同じですが、扱っている運用商品が異なります。
iDeCoを始めるときは、運用商品を調べて、自分の納得のいくものにしましょう。

また、iDeCo(個人型確定拠出年金)と同じような制度で、企業型DC(企業型確定拠出年金)があります。
iDeCoは自分でお金を出しますが、企業型DCは勤めている会社がお金を出してくれます。
運用商品は自分で選択することができ、退職時に受け取ることができる制度です。
もし自分の会社に企業型DCの制度があるなら、こちらも利用するとよいかもしれません。

iDeCoをお考えの皆さまに。

ダンディビジネスマン

iDeCoは、国民年金の保険料を支払っているほとんどすべての人ができる制度です。
しかし、会社員、公務員、自営業、主婦などさまざまな立場で拠出できるお金の制限が違います。
また、扶養に入られている方は税金の控除が受けられない場合もあります。
自分の年金を用意しておく方法としては良い制度ですが、税金対策等をお考えの場合はご家庭の事情やiDeCoの制度をしっかり把握する必要があります。
どちらにしろ、老後の生活資金は準備しておく必要がありますので、iDeCoについてしっかり理解をして、今できる資産形成を始めましょう!

https://www.ideco-koushiki.jp/

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