【家計の体質改善は記録から】無理なく無駄使いを減らせる簡単な習慣作り!

お金を貯めるのは難しいですね。弊社のお客様でも「お金を貯めるのが苦手なんです」とか「気が付かないうちに出費が膨らんでいる」という悩みを持つ方がたくさんご相談に来られます。皆さんテレビで見たり本で読んだりした貯蓄術や節約術を色々チャレンジされているようですが、なかなか長続きしないようです。
特に節約はすぐに結果が見えにくく精神的に辛いので、途中で諦めてしまいがちなものです。そこで今回は簡単に身に着けられる節約習慣についてお伝えします。難しい方法ではないので安心してください。

簡単な家計簿をつけることから始めてみる

・不必要な出費が見えてくる

家計簿と聞くと急に面倒なことのように思われる方もいらっしゃいませんか。
今回は本格的な家計簿ではなく「日々の支出」を書き留めるだけの簡単な方法です。
ですから毎月の固定費まで書き留める必要はありません。
ちなみに固定費とは何でしょうか。例えば携帯電話の料金であるとか、家賃や水道光熱費、定期代、生命保険の保険料なども固定費に分類されます。節約をするためには、その固定費以外の生活費に注目することが大事なのです。固定費は毎月、自然と出ていくものなので大きく出費を抑えることはできません。(生命保険の見直しは別ですが)

日々の生活費をつけることで毎月どれだけ、どんなものに出費をしているかが見えてきます。

やり方は簡単です。毎日寝る前に5分程の時間を作り、その日のお金の支出を記録していくだけです。どんなものにお金を使っているのかが分かります。また自分の頭を整理するきっかけにもなります。慣れるまでは面倒ですが1ケ月もすると習慣化されます。そうすると不必要な出費にも自然と気づくようになってきます。ノートとボールペンがあれば出来ることなので、すぐにでも実践してみませんか。

ボーナス時には購入したい必要なものだけを書き出しておく

・衝動買いを防ぐ

後々、考えると「何で昨年のボーナス時は、こんな物にお金を使ってしまったのだろう。大してほしくなかったのに」という事はありませんか。そもそも不用意にお金を使ってしまう瞬間ってどんな時でしょうか?
ボーナスは勿論、臨時の収入が入ったので、ついつい買ってしまったとか、せっかくの旅行先だから少し贅沢に過ごそうかな、などという事はないでしょうか。
つまり気が大きくなった時です。
以前こんなお客様がいらっしゃいました。親御さんが亡くなって予期せぬ遺産が2,000万円入ってきました。見たことのない大金を目にしたAさん。気が大きくなってしまい見事に2年間でその遺産のほとんどを使い果たしてしまったそうです。昔から悪銭身に付かずということわざもありますよね。

人間だれしも気が大きくなってしまう事はあります。そんな時の衝動買いを防ぐために実践してほしいのが、不意の収入がある時には事前に購入したい商品のメモをとっておく、という方法です。そしてそのメモにあるものしか購入しません。今年のボーナスは「洋服1着、お気に入りの書籍5冊、旅行代金5万円」などとあらかじめ書いておくだけです。
あらかじめ紙に書くことで一度立ち止まって考え、冷静になる時間を持てるようになります。いままでは洋服を買いに行くと、ついつい一緒に買ってしまっていた靴やバックの購入などの衝動買いもなくなります。2,3度しか着ていない洋服やバックがクローゼットにありませんか。メモをすることでそのようなことは無くなります。

固定費以外のクレジットカード利用をやめる

クレジットカードは持ち合わせがなくても購入できる打ち出の小槌、まさに魔法のカードです。しかし使い方を間違えると翌月の支払い時には悪魔のカードに変身していることもあります。クレジットカードのかしこい使い方は先程お話をした固定費をカードで利用することです。電気料金や定期代など毎月必ず利用するものはクレジットカードで購入するとポイントが貯まり楽しみも増えます。当たり前ですが電気料金や定期代の衝動買いは聞いたこともないですよね。
反対にお小遣いなどで購入するものにクレジットカードを使用すると、つい気が大きくなりがちです。普段よりワンランク上の商品を購入したり、手もとにキャッシュが無く本来、我慢しなければいけないものも購入してしまいます。ボーナス払いなどにしていて予想外の請求に驚いたことはありませんか。
クレジットカードは固定費での利用を中心にしてお小遣いでの利用を控えるのがコツです。

まとめ

基本は「記録をする」ということです。記録をすることで頭を整理して冷静になる時間を持てます。そうすることで衝動買いや無駄使いが減っていきます。またクレジットカードを固定費以外は利用しないことで、さらに衝動買いや無駄使いが減っていきます。
みなさんも簡単な家計簿をつけてクレジットカードを見直すことにより無駄使いを減らしていきませんか。

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