ライフプランとFP的な目標設定で貯金が増えて体重も減少しました

FP的な目標設定で 14キロのダイエットに成功

貯金とかけて ダイエットと解きます。

その心はどちらも目標設定が大切です!

私の仕事は人生を豊かにするお金の相談。資産運用や効率的な貯蓄方法をお伝えして、老後不安の解消やライフプランを充実していくことです。                        資産運用や老後資金の心配、住宅購入などお客様の相談内容は様々ですが、皆さんに共通する悩みが一つあります。それは「無駄使いが多いのはわかっているが中々、浪費癖が改まらない」という悩みです。外食や交際費を抑えて貯金に回したり定額貯金を始めて貯金額を増やそうとしたけれど、年間を通すと結局、貯金ができていなかった!そんな悩みを多くの方がお持ちです。

そんな中、私はある事をきっかけに貯金が苦手な人とダイエットに失敗する人は同じプロセスがあるのだと言うことを発見しました。今日のブログは体重80キロの中年FP社長が、わずか3か月で14キロのダイエットに成功した実体験をお話させていただきます。

ダイエットが長続きしない

最低週に3度のラーメンを食べ歩き、なにより毎日のビールが大好物、そのうえ意志が弱く、我慢や忍耐ができない、そして継続力に乏しい・・・。こんな中年FP社長は過去、数々のダイエットに挑戦してきました。例えば「トレーナーをつけてのジム通い」の本気コースを手始めに「炭水化物ダイエット」「筋肉収縮装置」「ロデオダイエット」「飲むだけで痩せる〇〇」など、ちょっと思いだしただけでも多種、多様なダイエットをやりまくりました。ロデオに乗るだけで痩せるなら楽勝だな!飲むだけで痩せるなら勝ったも同然!と毎回、思ったのですが結局、ロデオマシーンは我が家の衣紋かけになってしまいました。(ちなみにどのご家庭も衣紋かけになるパターンが多いようです)そして残るのは失敗した敗北感とダメな自分に対する罪悪感。いつしかダイエットの熱い思いもはるか彼方へ飛んで行ってしまったある時の事でした。

明確な目標設定を作る

「飲むだけでみるみる痩せる!」「腰に巻くだけで筋肉が勝手に運動して痩せる!」私のような意志の弱い人間はこのようなキャッチフレーズにとても惹かれるタイプです。「今回こそ!」と意気込みますが、2,3週間もすると「今回もまた続かない」と落ち込む、そんなダイエット人生の繰り返しでした。

そんなある日、母親の病気が発覚します。あまりよくない種類のガンでした。10年前に父親も同じ種類のガンで他界をしていました。遺伝的な心配をした母はすっかりポッチャリタイプになってしまった私の事をとても心配していました。苦しい治療の中でも「康平、少しやせようね」と気遣ってくれていました。いくつになっても親にとっては子供なのです。

現代の病院では「〇〇がんのステージはいくつです」とお医者様ははっきりと教えてくれます。そしてインターネットで調べれば完治までの確立や大体の余命、残された時間などがわかります。そしてその時点で、すでに母に残された時間はあまり多くはありませんでした。  小さい頃から筋金入りの親不孝息子で、母にはいつも心配ばかりかけていました。そんな自分が最後に最高の親孝行をすることはできないだろうか。そこで母を安心させる最高のプレゼントをしよう。子供の頃のようなスマートな体形にもどり余計な心配をかけないようにしようという結論に至りました。

この時点で私の体重83.8キロ、身長181センチです。中年FP社長の目標設定は決まりました。考えてみれば今までのダイエットには具体的な目標がありませんでした。今回は母親に喜んでもらいたい!成功して少しでも安心してもらいたい!3か月の時間(母の元気な時間は長くても半年くらい)という具体的な目標ができたのです。この点が今までのダイエットと違いました。つまり今までと違い、願望を明確にすることができたのです。

*FP的貯蓄と成功ダイエットの共通点

ただ痩せたいではなく母親を元気にするという明確な目標を持てた

ただ将来が不安という理由で貯蓄を開始するのではなく、明確な楽しい目標を持つ

明確な目標設定と成功した時の楽しいイメージが大切

ダイエットの当面の目標は23歳の新社会人だった頃の体重74キロに落とすことにしました。

目標が達成できれば

①母が喜んでくれ元気になってくれる。

②実家のタンスに眠っている学生時代のジーパンがはける

③鎧のような贅肉が無くなり趣味の卓球の腕前が上達する

④免疫力が上がり身体が丈夫になる

⑤家族が父親の私を見直す

勿論、メインテーマは①の母が喜んでくれ元気になってくれる事ですが他にも考えれば考えるほど楽しい目標設定が出てきました。勿論、楽しいイメージを考えるだけでは体重は減りませんのでご注意ください(笑)

上手に貯蓄をするにも目標設定は大切です。将来の楽しい目標設定が人生の優先順位の上位に来ると、今までの優先順位が変わり何気なく使っていた日々の無駄使いが無理なく改まります。子供の誕生とともに多くの人が貯金を始めるのがわかりやすい例の一つです。子供ができると、子供の成長が家族の優先順位の上位に来て、夫婦のこずかいを減らしてでも学資保険などに加入したりします。

もう一点大事なこと。いきなり高い目標を立てると長続きしない原因となります。例えば最初から10キロのダイエット目標では気が遠くなってしまいますよね。そこで今回は体重の落ちやすい最初の1ケ月間は5キロ減を目標。2ケ月目で7キロ減、最後の1ケ月で10キロ減量という目標で計画をたてました。例えばこれを貯金に置き換えて考えてみましょう。5年後にマイホームを持つという楽しい目標を立てます。そのために頭金300万円を普段の生活から捻出するという具体的な目標を作ります。そこでマイホームより人生での優先順位の低い、「週末の飲み会」を月に1回に減らし「家族での夏の海外旅行」を当面国内旅行に変更します。実行に移すと年間50万円の節約に成功し、5年間で300万円の頭金を貯めることができます。

いよいよダイエットスタート!83.8キロ

ダイエット開始前の顔写真

「ぶよぶよお腹よさようなら」と言う掛け声のもとダイエットがスタートです。      当然、スタート時点では不安がいっぱいでした。朝食はバナナを1本だけ。しかし朝、起きたらすぐに水を1リットル飲んでいたのであまりお腹は減りません。

午前7時半、会社へ出勤です。最寄の駅から毎朝40分、ウオーキングで池袋駅までウオーキングをして、そこから電車通勤です。昼は玄米おにぎりORお蕎麦さんのざる蕎麦が日課です。今までお蕎麦と言えばかつ丼付きそば定食でしたが、それも封印。お昼もお水を1リットルを飲みました。夕方、小腹がすいたらアーモンドを少々食べて我慢をしました。

夕食ですが「ま・ご・わ・や・さ・し・い」の「豆・ゴマ・わかめ・やさい・しいたけ・いも」を中心に適度なお酒(おもに焼酎)の晩酌もしていましたので、ほとんどストレスはありませんでした。それまではコンビニで販売されている物を中心にお酒のつまみにしていたのですが、「まご・わ・や・さ・し・い」に変えてから極端に身体の変化が表れてきました。

2週間で83.8キロ→80.2キロへ。ここまでは順調な滑り出しです。地下鉄の階段を鼻歌交じりに上れるほど身体が軽くなりだしました(なんだか嬉しい!)。どうやら胃も小さくなって普通のお弁当でも満腹感が得られるようになってきました。しかし数字のマジック、なぜか体重80キロの壁が中々、切れない状態が続きました。

くじけそうになった時

貯蓄もダイエットも結果が出ないとくじけそうになるのは同じです。くじけないために覚えておきたいキーワード、それは「3」という数字です。「石の上にも3年」「3日坊主」などと3に絡む格言は意外に多いんですね。3日、3か月、3年の節目を頑張って乗り切ると大概のことは習慣化できるともいわれています。

ダイエット開始20日までの結果

この頃はFBでダイエットの成果を報告したり、楽しく取り組んでいました。飽きて来ると達成できた時の楽しい事を想像したりしていましたね。例えば「夏のスーツは全部、新調してやるぞ!」など楽しい事を考えていました。また中々、80キロの壁が切れなかったので朝食抜きの「プチフアステイング」も取り入れました。これは今までの私では考えられない前向きな取り組みです。

貯金もダイエットも長続きしない原因の1番は「習慣化できない」という事です。物事は習慣化すると「当たり前」になります。夜寝る前、必ず歯を磨くのと同じ原理ですね。歯磨きが苦痛な時間の幼児も、大人になると歯磨きをしないと気持ちが悪くなります。この時取り入れた「朝食フアステイング(断食)」は現在も続いています。これも私の中で「朝食フアステイング」が習慣化したからではないでしょうか。

これを効率的な貯蓄に例えるなら「積立定期預金」などを始めて無理せず積み立ての習慣を作るのも良いかもしれません。いずれ習慣化してお金を積み立てるのが苦で無くなってきます。またイデコや積立NISAなども税制優遇もあり長期で習慣化しやすい制度だと思います。

開始1ケ月 体重77.8キロ

この頃、目覚ましい身体の変化が出てきました。ひどかった肩こりから解放され、寝ている間に内臓が休めているせいか4,5時間の睡眠でもシャキン!と目が覚めるようになってきました。結果が出てくると楽しくなってきます。毎日、体重計に乗るのが楽しくなってきました。貯蓄も同じです。貯蓄残高が増えてくると毎月貯めて行くのが楽しくなってきます。そしてやればできるという自信もでてくるようになります。

開始40 体重77.2キロ

こんなに長い間ラーメンを食べなかったのは物心がついて初めての経験です。しかも食べたいとも思わない!ウオーキングも楽しくなりシューズを新調し会社の行き帰りはウオーキングシューズになりました。

開始60日 体重76.0キロ

不思議なことに油ものの欲求が全く無くなりました。難点は油が少ないので肌がカサカサになります。お豆腐にアマニ油を少々かけてお昼ごはん。こんな素朴なものが贅沢で美味しく感じられるようになりました。感謝!

開始70日 体重75.2キロ

目標(ゴール)に近づいてきました。身体も爽快、目覚めも最高!ご近所さん達が、すれ違いざまにひそひそ話「あら、馬屋原さんのご主人さん、げっそりされてご病気かしら~」そんな会話を想像してニヤケながら立ち去ります。

*スーツはこのような状態で全て新調しました

終了!90日目の体重73.8キロ→さらに69キロへ

ついに目標達成!日々の小さな積み重ねが大きな成果につながる事が経験できました。今回の勝因は最初に達成可能な目標設定をきちんと計画をし、達成後の楽しいイメージを持つことができ、日々の努力を習慣化できたことです。貯蓄も同じようにライフプラン表で達成可能な目標設定を計画し、達成後の楽しいイメージを持つことが大切になります。

90日間で10キロ痩せた自信はとても大きく、この後、1週間のフアステイング(断食)に挑戦し、体重は69キロへの減少に成功いたしました。

ライフプラン表で家計のダイエット

人は口から取り入れる量を減らし運動などでエネルギーを消費する事により体重が減ります。これを貯蓄に置き換えてみましょう。一般的に収入のコントロールは難しいですから、支出のコントロールが大切になってきます。そして支出をコントロールするためには家計支出の現状を把握することが大切になってきます。自分の支出の現状を理解していないと家計支出を見直しようがありませんよね。そして残念ながらこの家計支出が曖昧なご家庭が多いのが現状です。これを解決する有効な手段があります。それはライフプラン表の作成です。

ライフプラン表の作成が効率的な貯蓄の入り口です

ライフプラン表を作ることにより将来の家庭内の各イベントがはっきりして、今後の貯蓄の優先順位を明確にすることができます。また各イベントまでの時間が把握できるようになるので、効率的な運用方法を選ぶこともたやすくなります。ライフプラン表を作ることで安心してNISAやイデコを始められる方が多いのもイベントまでの時間を把握できたことが要因だと思います。海図を持たないで航海に出る船が無いように、ライフプラン表を作らないで人生を過ごすのはお金も時間ももったいないと思います。

新宿FP事務所でライフプラン表の無料作成をしています

ブライトリンクスではライフプラン表の無料作成を行っています。今まで三千名を超える方々と一緒にライフプラン表を作成してきました。また現在はコロナの影響もありZoomでの作成も行っております。費用等は一切かかりませんのでご希望の方は下記のホームよりお申し込みください。

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