教育費を準備したいけど、どうしたらいいの?
新しい家族を迎え入れることは、喜ばしいことですよね。
喜びや楽しみが倍になり、生活もがらりと変わるでしょう。
そして、忙しさや必要なお金も倍になります。
子どもの教育費や家族の生活費を考えると、心配になることも増えますね。
そこで、子どもの教育費を準備したり、家族の保障のために保険に入ったりということをお考えになると思います。
教育費なら学資保険?
家族の保障なら生命保険?
でも保険会社もいっぱいあるし、保険商品もどれがいいのか分からない…
保険の相談にでも行こうかな?
でも外出も億劫だし、結局あれこれ話して無駄なものに入ってしまったら嫌だし…
ということで、教育費や家族の保障のために本当に必要な保険について、お答えしましょう。
学資保険は入るべき?
そもそも学資保険とは?
学資保険とは、子どもの教育費を準備するための保険です。
満期(一般的には18歳~20歳)になると保障が終わり、教育費として保険金が支払われます。
子どもの教育費を備える親御様が万が一の場合になったときには、学資保険の保険料を支払わなくても保障が続きます。
また、祝い金がある学資保険は、子どもの進学でお祝い金がもらえます。
学資保険にはいろいろな保険商品があるのです。
②子どもの進学時と満期に教育費として保険金が支払われる学資保険
チェックすべきは解約返戻率!
子どものための教育費準備として学資保険はとても心強いものでしょう。
しかし、保険料を積み立てていき、その保険料がすべて戻ってくるかは保険商品によって異なります。
保険商品は、保証がついています。
学資保険では、「親御様が万が一の場合になったときのための保障」がついています。
この部分は、教育費として積み立てするのではなく、保障の代金として保険会社に支払われます。
つまり、保障の部分が大きいと、保険料を支払っても100%で戻ってくることはないのです。
満期の時の教育費としての保険金(解約返戻金)が100%で戻ってくる保険商品のほうが、保険料的には損をしていないと言えます。
ただ、保障はバランスが大事です。
いつ教育費が必要になるのか、お子様の人数や進学先など、状況にあった保険商品を選びましょう。
★解約返戻率を確認しよう!
100%以上だと保険金は支払った保険料よりも多く戻ってくる!
学資保険以外で教育費を貯める方法
学資保険として販売はしていなくても、学資保険として使える保険商品をご紹介します。
生命保険の低解約返戻金型終身保険
生命保険は、死亡などの万が一の場合のときに保険金が支払われる保険です。
そのうち終身保険は、保証期間を一生涯としています。
この終身保険には、保険料を一生涯払っていくものと、ある一定期間で保険料の払い込みが終わるものがあります。
この、ある一定期間で保険料の払い込みが終わる終身保険の中に、「低解約返戻金型終身保険」があります。
保険料の払い込みが終わると同時に、解約返戻金率が大きく上がるのです。
つまり、子どもの進学時に合わせて保険料の払い込みが終わる用に設定することで、
進学時に大きな金額を用意することができるのです。
外貨建ての保険商品
日本の低金利政策はご存じですか?
日本の預貯金はいま、金利がほぼゼロなので、お金を預けていても増えることはありません。
ですが、1980年代前後の日本では、金利が8%という時代でした。
これは、10年間、普通預貯金を預けておくとお金が倍になっているということになります。
日本の銀行に預けていても増えないならどうしたらよいのでしょうか?
ここで活用するのが外国の銀行や保険商品です。
外国のほうが日本よりも金利が高いからです。
うまく利用すればお金を増やすことができます。
しかし、海外の通貨でやりとりするために、為替のリスクも考えておかなければなりませんね。
教育費も大事だけど、家族の保障も考えたい方に!
今までは教育費、学資保険についてお話してきました。
教育費は子どもそれぞれで異なりますので、貯蓄して余裕をもって準備することが必要です。
貯蓄や積立の保険商品は月々の保険料が大きいことも特徴です。
しかしご家庭によっては、教育費の準備の前に家族の保障を手厚くしたいことも多いでしょう。
その時にはどのような保険商品が役立つのでしょうか?
低額で家族の生活を保障する 収入保障保険
収入保障保険は、保険の対象となっている人が死亡などの万が一のときに保険金が支払われる保険です。
ご家族の生活費を保証することができます。
終身保険と定期保険
終身保険は先程述べたように、死亡などの万が一のときに保険金が支払われる保険です。
保険期間は一生涯です。
終身保険に入るなら、やはり「低解約返戻金型終身保険」をお勧めいたします。
活用の仕方やご家族の生活様式の変化に合わせて、教育費、ご家族の保障、セカンドライフの資金など
さまざまな使い方をすることができるのも魅力です。
定期保険は、終身保険と同じように、死亡などの万が一のときに保険金が支払われる保険です。
しかし、保険期間は「定期」ですので、ある一定期間となっております。
定期保険は保険料が安いことがメリットですが、その代わりに解約返戻金がほとんどありません。
貯蓄を考えているのであれば、定期保険はやめましょう。
定期保険は、安い保険料で大きな保証を用意するものです。
終身保険と定期保険は、家庭の収入や生活スタイルに合わせて準備するとよいでしょう。
結論!学資保険は入ったほうがいいの?
②解約返戻率をチェックしよう! 100%以上のものは良い学資保険!
③解約返戻率が100%以上の学資保険か、低解約返戻金型終身保険で教育費を準備しよう!
教育費の準備についてまとめると、上記のようになりました。
しかし、教育についての考え方や方針は一人ひとり異なります。
ご家庭に合った金額で、お子様の進学のタイミングを考えながら、良い方法を探していきましょう。
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