お金と友達になろう

こんにちは!馬屋原(まやはら)康平です。今日は貯金や資産運用を始める前に、簡単に取り組めるお金を増やす方法についてお話します。

「お金と縁が無い」とか「なぜかお金が貯まらない」と思っている方に特に効果がある方法です。

皆さんは普段、どのくらいお金を大切にしていますか。ここでいうお金とは今、あなたのお財布に入っているお札や小銭の事です。

今回はお財布に入っているお金を大切にすると、どんどん貯金が増えていくという不思議なお話です。

 

お金は生きている

「お金は生きています」というと失笑される方もいるかもしれません。

しかし事業で成功されている方や資産家と言われる方の中には、「お金は生きている」と考えている方がたくさんいらっしゃいます。

その昔、カステラで有名な文明堂の創設者は、とてもお金を大切に扱っていたそうです。お財布に入れるお札には必ずヒノシをかけていつもピカピカにしていたそうです。ヒノシとは灰火を鉄の中に入れてアイロンのように使う道具のこと。つまりお札にはいつもアイロンをかけて綺麗な状態で大切にお財布に入れていたという事ですね。

 お金に感謝する

お金が生き物だとするとお金にも好き嫌いなどの感情があるはずです。自分を大切に扱えば好きになってくれますし邪険に扱えば逃げていくはずです。ではどうすればお金に好きになってもらえるでしょうか。

例えばお財布のお札の向きは種類ごとに整頓して揃える習慣を作る、領収書、カードなどはお金と一緒に財布に入れない。小銭は小銭入れに必ず入れるなど。また綺麗なお財布を使うと、きっとお金も喜びます。反対に領収書やポイントカードで膨れ上がったお財布に入れられるお金はどんな感情を持つでしょう。

資産家がお金を大切に扱う理由

私が知り合う資産家の方は皆さんお金を大切に扱います。そして成功している多くの方はお金だけでなく物も大切に扱っていらっしゃいます。

日本には昔から物は全て生きているという考え方がありました。皆さんも物を粗末にすると罰が当たるよ!と小さいころ親に叱られたことはありませんか。

昔から一流の大工さんは必ず道具の手入れは怠りません。一流の板前さんも包丁や道具の手入れは決して怠りませんよね。これは道具や包丁に感謝して、きちんと日々、手入れをすることで怪我や事故を未然に防げるという気持ちの表れです。

よく道場や野球場に入る前に帽子を取ってお礼のお辞儀をするのもこれと同じです。使わせていただいた道場や野球場に感謝し、大切にする気持ちの表れです。物がただの「物」であればこのような行動はしないはずです。

このように日本では昔から物に感謝するという風習がありました。そして物の中でも一番敏感なのが実はお金なのです。お金というのは、粗末に扱えば逃げていき、感謝をして大切に扱えば仲間を連れて戻ってきてくれるのです。お金に好かれないと資産家にはなれません。

 

お金の気持ちになって考えてみる

人間はお金にはなれませんが、お金になった気持ちで考えることはできます。今から少しお金の気持ちになって考えてみてください。

ある時、お金の「私」は旅に出ました。旅先の主(あるじ)はとても感じの良い男性です。

しかし彼には少し問題がありました。それは彼の家(財布)はとても汚く、いつも雑然としているのです。紙の書類(領収書やポイントカード)も家の中(財布)に山積みになっていて足の踏み場もありません。

そんなある日、小銭の仲間が彼の所にやってきました。彼は小銭たちをポケットに無造作に投げ込むだけです。ポケットにはチリ紙や鍵も入っているので、あちこちぶつかり痛いそうです。なんか仲間が粗末に扱われているようで嫌な気分になりました。

ある日「私」は再び旅に出ることになりました。次の主は銀行のATMで出会った若い女性です。彼女は朝から晩まで働く割には私たちとは、今まであまり縁がない女性のようです。彼女はお給料が少ないので貯金もあまり無いようでした。

でもこの女性は私たち、お金をとても大切に扱ってくださいます。小銭の仲間も可愛いお部屋(小銭入れ)で大切にしてくださいます。

なにより彼女のお財布には余計なものが無く、とても居心地のよい空間なんです。仲間のお札も気持ちが良いのか皆ニコニコしています。幸せな日々が続きました。

しかしお別れは突然やってきました。ある日のスーパーで「私」は新しい主へと旅立つことになりました。お別れ際に彼女が小声で一言いました。

 「一万円さん、私のところに来てくれてありがとう!感謝です。また仲間を連れてきてくださいね」と「私」に語り掛けてくれたのです。

うれしかったです!感動しました!また彼女に会いたいと思いました。よし今度は仲間を増やしてまた彼女に会いに行こう!たくさんの仲間を連れて彼女に会いに行こう!

 

 感謝してお金を使おう

あなたがお金なら前者の男性と後者の女性のどちらの主(あるじ)と付き合いたいでしょうか。

そして私たちがお金に喜んでもらえるのは財布を綺麗にしたり、小銭入れを持つ事だけではありません。もっと大切なことがあります。それはお金は喜んで使うと喜んで帰ってきてくれるという法則です。

クリスマスなどに多大な寄付をするアメリカのセレブのお話を聞いたことはありませんか。お金が喜ぶような使い方をすると、仲間を連れて喜んで帰ってきてくれる。

きっとアメリカのセレブ達は、自然とその法則を知っているのかもしれません。そして大切なのは見返りを求めない事です。

「これだけ寄付したのだから必ず仲間を連れて戻て来いよ」などど思っていると決して戻っては来ませんので注意してください。

そしてお金の金額の大小も関係ありません。感謝してお金を使うかどうかが大切なのです。

あなたも今日から身の回りでできるお金が気持ちよく働いてくれる状況を作ってみてください。きっとあなたに感謝したお金が沢山の仲間を連れて戻ってくることでしょう。

まとめ

お財布はいつもきれいに大切に扱う。

お札の向きは同じ方向に整える

領収書、ポイントカードなどはこまめに整頓する

小銭は必ず小銭入れへ

通帳はこまめに記帳する

常にお金に感謝を心掛ける

 

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