皆さん こんにちは。
今回はマクドナルドのビッグマック、皆さんご存知ですよね?
世界100か国以上で販売されていますが、価格はそれぞれの国によって異なります。
(味とか大きさとか国によって若干異なりますが・・・基本は同じです)
『ビッグマック指数』
そこで1986年9月にイギリスの経済専門誌『エコノミスト』によって経済力を
測るための指数として『ビッグマック指数』が考案されて以来、毎年同誌で報告され
ています。
『ウィキペディア』によるとビッグマック指数とは、ビッグマックはほぼ全世界では
ほぼ同一品質のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、
さまざまな要因を元に単価が決定されるため総合的な購買力の比較に使われやすかった。
これが基準となった主な理由とされる。
ちなみに日本のマクドナルドでは、『グローバル・パーチェシング・システム』を
活用してビッグマックバンズについているゴマもどの国から輸入したら原材料費や
輸送料や関税などを踏まえた総コストが一番安くなるところから購入しています。
では、今日はビッグマックから世界経済を見ていきましょう!
まずは現在のビッグマック価格から
2018年のビックマック価格ランキングは以下の通りです。 BMI(%)
1位 スイス 749円 (6.76US$) 28.12
2位 ノルウェー 691円 (6.24US$) 18.22
3位 スウェ―デン 678円 (6.12US$) 15.97
4位 フィンランド 618円 (5.58US$) 5.73
5位 アメリカ 585円 (5.28US$) 0
6位 カナダ 582円 (5.26US$) -0.43
7位 イタリア 569円 (5.14US$) -2.62
7位 フランス
9位 ブラジル 566円 (5.11US$) -3.19
10位 ベルギー 556円 (5.02US$) -4.94
11位 アイルランド 552円 (4.98US$) -5.63
12位 デンマーク 546円 (4.93US$) -6.59
13位 ウルグアイ 542円 (4.90US$) -7.22
14位 スペイン 535円 (4.84US$) -8.41
15位 イスラエル 532円 (4.80US$) -9.06
16位 ドイツ 529円 (4.77US$) -9.57
17位 オーストラリア 521円 (4.71US$) -10.87
18位 オランダ 503円 (4.54US$) -13.98
19位 ニュージーランド 499円 (4.51US$) -14.58
20位 イギリス 489円 (4.41US$) -16.42
21位 シンガポール 486円 (4.39US$) -16.94
22位 チリ 475円 (4.29US$) -18.73
23位 オーストリア 461円 (4.16US$) -21.17
24位 韓国 456円 (4.12US$) -22.06
25位 ギリシャ 454円 (4.10US$) -22.33
26位 コスタリカ 446円 (4.03US$) -23.71
27位 アルゼンチン 439円 (3.96US$) -24.99
28位 ポルトガル 434円 (3.92US$) -25.80
29位 エストニア 427円 (3.86US$) -26.96
30位 コロンビア 424円 (3.83US$) -27.42
31位 アラブ首長国連邦 422円 (3.81US$) -27.81
32位 チェコ 422円 (3.81US$) -27.88
33位 スリランカ 418円 (3.77US$) -28.58
34位 タイ 412円 (3.72US$) -29.46
35位 日本 380円 (3.43US$) -35.00
42位 中国 351円 (3.17US$) -39.93
46位 インド 312円 (2.82US$) -46.62
49位 香港 290円 (2.62US$) -50.34
52位 台湾 259円 (2.33US$) -55.78
53位 ロシア 254円 (2.29US$) -56.61
※出典 The Economist-Big Mac index
たとえばビッグマックがアメリカで4ドル、日本では400円だとしたら
アメリカ4ドル=日本400円 ドル円のビッグマック指数は『1ドル=100円』が適切なレートとなる
もしもこの時点で、為替レートが110円だとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円安であり
100円に向けて円高が進むだろうなどと推理することができる。
ここで過去10年の円とドルの為替相場を見ておこう!
2000年 約107円 2001年 約121円 2002年 約125円 2003年 約116円
2004年 約108円 2005年 約110円 2006年 約116円 2007年 約117円
2008年 約103円 2009年 約 93円 2010年 約 87円 2011年 約 79円
2012年 約 79円 2013年 約 97円 2014年 約105円 2015年 約121円
2016年 約108円 2017年 約121円
下は79円から上は125円と幅はこの約20年間の間では50円となっています。
これから日本は超・高齢者大国となりますのでどんどん人口は減り、高齢化がさらに進んでいきますので国内の
産業が大きく成長するのは難しい時代になっていく可能性が高いと思います。
そのために円とドルを両方所有することによりリスク(ブレ幅)は小さくなっていきます。
円だけで貯蓄されている方は是非、外貨をもつことをおすすめします。両方もっていれば、円安の時には外貨を
先に使い(為替差益が発生します)、円高の際には円を使えばリスクは小さくなります。円しかないとインフレ
による影響を大きく受けます。見た目の金額には影響はありませんが、お金の価値からみると大きく目減りしてしまいます。
しかし、その目減りが目に見えないので要注意が必要です。10年、20年後失敗したとならないように今、
考え、対応する行動することが大切です。この機会に考えてみて下さい。
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